つぼみの頃から1つずつ
枝に並んだ蕾も、全て実にするわけにはいきませんので、1つ1つの蕾に気を配り、摘蕾の作業を行います。この作業も、数ヵ月後の収穫を左右することにもなるので、手作業で見極めていきます。
交配も慎重に・・・
4月もあたたかくなってくると、一斉に開花し、峡東地方はピンク色に染まります。この時期になると、交配をおこないます。予め蕾や開花直後の花から花粉を採集しておき、それらを枝の花に丁寧に吹き付けていきます。
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摘花
摘花・摘果は一度だけではありません。見落としや、実のつき具合に注意しながら、何度か行います。多く残しすぎても、1つ1つの味や大きさに影響が出てしまいますので、経験をもとに、摘果します。
袋掛け
6月に入ると、果実が大きくなってきます。桃は非常にデリケート。虫・菌・日差しから守るために、1ずつに袋をかけていきます。もちろん手作業。この時にも、玉の張り具合などに気を配ります。
もうすぐ収穫です。
収穫が近づいてきたら、袋をはずします。陽を当てることにより、独特の淡い赤色に染まり、甘さが増します。もうすぐ収穫ですが、強風・大雨・そして盗難と最後まで気は抜けません。
いよいよ出荷！
7月になると大切に育ててきた桃も、いよいよ収穫・出荷です。的場農園では、10種類以上の桃を出荷しています。品種によって、収穫時期は1ヶ月以上の開きがあるので、嬉しくも忙しい日々が続きます。
的場農園では、浅間白桃・一宮白桃・川中島白桃・白鳳・なつっこを中心に出荷しております。
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